【ミルフィーユ状の屋根被害事例】
築１５年の建物で発生した屋根材の異常な劣化状況です。
遠目からだと分かりにくいかもしれませんので、少しずつアップにしていきます。
お解りでしょうか？
これらの屋根材をスレートと呼びます。
スレート本体が、一枚一枚ミルフィーユのように剥がれ崩れていく現象です。
残念ですが、このような劣化状況の屋根材には塗装工事が出来ませんのでご承知おき下さい。
塗装が適している条件として、塗装をしようとする物の素地が安定している事が必要となってきます。
【屋根材の割れが多発する被害事例】
こちらの建物も築１５年の屋根材です。
こちらも遠目からだと分かりにくいかもしれませんので、少しずつアップにしていきます。
この屋根材もスレートといいます。
掲載写真の割れは一部です。
屋根材を一枚一枚確認しましたが数えきれない箇所が割れていました。
このように屋根材が割れてしまう現象が近年多く確認されています。
恐らく、アスベストの規制後に流通したノンアスベストの屋根材が、それらの被害事例に該当しているのではないかともいわれています。
この屋根材の割れた部分からは雨漏りがしやすくなります。
さすがにこれだけ数多く割れてしまうと、たとえ割れを補修して、塗装工事をしたとしても屋根の機能としては不十分になります。
作業上、屋根の上を移動するだけで割れる場合もあります。
施工方法の選定は慎重に進めましょう。
しっかりとポイントをおさえた『建物の健康診断』を受けるようにしましょう。
お気軽にお問い合わせください。
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